Snail’s House – Ma Chouchoute

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TREKKIE TRAX所属のSnail’s House(Ujico*)を有名に押し上げた一曲。

音数は非常に少なく、「足し算の音楽」を意識させる。無音はもっとも目立つ音という格言を、自ら実践したような曲だ。

発表当時はFuture Bass、Neon界隈の中でも異彩を放っていた。瞬く間に彼は「Kawaii」ブームの中心にいる1人となった。

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日本を意識しつつも、洋楽と融合した独自のスタイルが評価された。同じ頃、GrimecraftKevin VilleccoSushi Killerといった、Kawaiiを前面に押し出したアーティストが次々に評価され、Monstercat等からもリリースされていった。

だが、Future Bassの宿命とでも言うべきか、使われるサンプリングや音の方向性がどのアーティストも似ているせいか、類似楽曲の量産が起き始めている。

私は、もう今有名になっている人を除いてFuture Bassでこれ以上の発展は起こらないと考えている。サウンドの幅が狭すぎるのだ。……というよりも、もはや楽曲の方向性に活路を見いだせない。通るリード、ベース、サンプリング、ポップでキュートなコード進行……あらゆる方向でテンプレ化が進み、大量の楽曲が氾濫し、限界が見え始めている。

もちろん、Ujico*(Snail’s House)氏を始めとした売名に成功したアーティストはこれからも残っていくのではあろうが……現在のこのジャンルへの人の流入が多すぎる。半年もしないうちに飽和状態に近くなっている。(現に私もFuture系の音作りは多少やっている)

他のジャンルへの吸収によって、このジャンルも近いうちに忘れ去られていくのだろうと考えている。この記事の公開から持って2年、せいぜい1年程度だろう。エレクトロニカやダブ辺りへと統合されていくだろうし、サウンドの方向性が失われることはないと思うが、Future Soundといったものは近いうちに食いつくされると推測している。

当然、ベースミュージック界隈では頻繁にイノベーションが起こっているので推測の域を出ることはできないが、今の現状を「私」という主観的な視点から見ると、これが現状に思える。技術革新が起こればまた違うとは思うが。

生き残るジャンルあれば、死に絶えているジャンルあり。少なくとも、音の方向性が固定化された現状のFuture Bassではそうそう長持ちしないだろう。

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